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素材ダウンロードサービスの「イラストAC」に、イラストを提供しています。この記事では、イラストACへ登録してから、およそ1年経過した時点での状況をまとめています。
過去の記事はこちらからどうぞ。
はじめて1ヶ月後と12ヶ月後のランキング
始めたその日の記録は残念ながら残していなかったので、開始1ヶ月後と12ヶ月後の様子で比べてみましょう。
ちなみに登録したのは2021年の4月半ばで、値は2021年の5月半ばと2022年の4月半ばのものです。
イラスト掲載数
2021年5月
2022年4月
表の大きさが合ってないですが項目は同じです。
投稿数などの数値は、蓄積なので増えています。
意外だったのは、NICE!やコメントなどリアクションをもらう機会がけっこうあったことです。無料だし素っ気なかったりするのかなと考えていましたが、こういった温かみは個人ユーザーの多さも関係していそうだと思いました。
素材の数やベクター素材の量は、ランキングで見るにクリエイターの中では多いほうのようです。ただ(少なくともわたしの場合)、素材数とダウンロード数は比例していないことが次の項目からわかります。
ダウンロード数
2021年5月
2022年4月
比べてみると、当初と最近で一日のダウンロード数はあまり変わっていません。
ダウンロードごとのポイントは上がっているので、ポイント獲得数は増えていそうです。
一方でランキングは下がっていて、クリエイター全体で質の高い/需要のある素材の提供が増えているのだろうと考えられます。
海外サイトダウンロード数
2021年5月
2022年4月
こちらは数が少ないのであまりチェックしていません。海外イベントなどに合わせていけば活用できそうではあります。
イラストACで獲得した1年間分のポイント
素材提供から1年間で、累計37,000ポイントほどを獲得しました。
上の値が大きくて読みづらいので、山が収まったあたりからのグラフが以下です。
1日50ポイント前後で推移しています。
イラストACへの素材提供を1年間続けて得たもの
ここからは提供開始から1年間を振り返っての感想をまとめています。
練習の場
わたしは素材を作るというのがまず初めてでした。シリーズ物として統一した雰囲気で描くのもあまり経験がなく、押さえておくべきポイントを意識する練習になりました。
また、レイアウトや配色など基本的な(だけどちょっと弱い)ところを、いろいろ試して確認する場としても活用できました。イラストを一枚しっかり描くよりも手軽にできて、かつ素材として提供できるのがモチベーションにもつながっています。
わたしの獲得量では主要な収益にするのは難しいですが、リアクションは多いので「需要のあるものを提供できているんだな」という感覚は得られて自信にも繋がります。
おもしろいのは意外な素材が人気だったりすることで、自分が知らない需要もあることに気付かされました。
素材を使う立場の目線
これは直接の効果ではありませんが、素材(ベクターデータ)を作成する上で大事な経験だったので挙げておきます。
わたしはベクターデータを使ってイラストやデザインを制作する機会もありますが、これまで配布されている素材を使うことは稀でした。自分のイラストを主体にすることが多かったためです。
たまたま趣味や仕事の中で他者が作った素材を使うことになったとき、使いやすい素材とそうでない素材があることに気づきました。それは見た目上のリッチさとは関係がなく、データとしての構造によるものでした。
使用者の目線で作られたデータは調整しやすく、作業の手間を減らしてくれました。この経験は自身が素材を作るときも、なるべく使いやすいデータにしようと思わせるものでした。
今後の活動と報告
過去にブログで報告してきたとおり、できそうな変更は一通り試してみました。素材はそのままでダウンロード数がぐっと上がる!なんて方法は残念ながら無さそうだな、というのがわたしの考えです。単純にダウンロード数を求めるなら、サイト内で人気の広告素材系に切り替えるしかないのかもしれないですね。
反対にわたしは、マイナーな場所に素材を提供したいと考えています。穴場だからというより、その素材を見つけた人に「同志がいた!」と思ってほしいから…というあまりビジネス的ではない思いからです。それはわたし自身が、探して探してやっと出てくる情報に、やたらと魅力を感じる質だからかもしれません。
今後はダウンロード数の上昇を狙うための活動はせずに、不定期に素材を出していく形に移行します。そのため数ヶ月ごとの報告は、今回でおしまいです。なにか大きな変動があれば報告したいと思います。
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