【KUA通信教育部イラストレーションコース】一年目秋期の制作課題【2021年入学】

KUA通信教育部イラストレーションコース課題 1年目秋期 学び
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わたしは2021年度から、KUA(京都芸術大学)通信教育部のイラストレーションコースで、イラストの勉強をしています。
12月で秋期の授業が終わり、1月からは冬期の授業を受けています。

この記事では、秋季の授業でわたしが制作した課題の公開と、そこからのふり返りをおこなっています。授業ではどんな課題が出るのかな?と興味がある人の参考になれば幸いです。

↓春期、夏期の課題は以下の記事からどうぞ

補足:
この記事の執筆者は3年次編入です。
イラストレーションコースの専門科目に絞って紹介します。
内容はいち学生による見解です。正確な情報は大学公式のものを参照ください。

入学1年目の秋期に履修した科目

わたしが履修した科目は下記になります。(※単位がとれたもの)

  • アニメーション
  • 世界観表現・コンセプトアート

今回出せるものが少ないです。楽しみにしている読者のかたには物足りないかもしれません。

というのは自分のうっかりで、履修したけれど条件を満たせず、いくつか単位を落としてしまいました。このあたりのKUAでの学習で気をつけないといけないな…という内容は、また別の記事でまとめたいと思います。

さて、今回公開する科目は2年次に割り当てられるものです。1年次入学の場合はまだ履修できませんが、3年次編入では1年目から2年次の科目も履修できます。

内容はより専門性が濃くなり、一枚の絵を仕上げるだけではない、描く仕事の幅の広さを感じます。

では、今回制作した作品を見ていきましょう。

制作した課題作品

わたしが描いた課題のイラストです。あくまで一例なので参考程度に見てください。

イラストの制作ログへのリンクを載せてあります。スケッチや線画を確認したいときに活用してください。

アニメーション

課題:指定動画を参考にしたアニメーションの制作

趣味でGIFアニメーションをいくつか作ったことがあったのと、アニメーションのメイキングや技法書を読むのが好きなので、基本的なところは意識できる状態で臨めたかなと思います。

といっても、趣味では簡単な動きをつけるに留めていて、ここまで大きく動くアニメーションの制作は初めてでした。

また、今回クリスタのアニメーション機能も初めて使いました。オニオンスキンもありとても使いやすかったです。

アニメーションは今現在は本格的に取り組む予定がありませんが、参考資料の読み取り方を学べたと思います。
動画や動くものを資料とするとき、その動きをどう静止画に落とし込めばいいのかわからず、使いこなせずにいました。授業を通して、一連の動きをどう捉えればいいかが身についたように思います。

静止画よりは動画のほうが目を引くものですから、イラストにもうまく取り入れていきたいですね。

世界観表現・コンセプトアート

課題:世界観を表すイラストの制作

コンセプトアート

オリジナルの設定でイラストを描く課題です。

世界観の設定にとても時間がかかりました。また、そこから資料を集めて絵に反映するのも難しく、日頃から技術や情報を蓄積しておく必要を感じました。

本来は一人ではなくチームでイメージを共有することになります。自身の発想と、それを言葉や絵にできる表現力、どちらも磨いていきたいと思う課題でした。

制作ログ公開#5-1(KUA課題:世界観表現・コンセプトアート)|ハチノ ユウダイ|pixivFANBOX
クリエイターの創作活動を支えるファンコミュニティ「pixivFANBOX」
制作ログ#5-2(KUA課題:世界観表現・コンセプトアート)|ハチノ ユウダイ|pixivFANBOX
クリエイターの創作活動を支えるファンコミュニティ「pixivFANBOX」

このイラストは講評を受けて修正したものを、Pixivに投稿しました。あわせて見てもらうと、おもしろいかもしれません。

#オリジナル 遺跡調査 - ハチノ ユウダイのイラスト - pixiv
巨大クマムシを相棒に、放棄された地球の都市遺跡を探索する…みたいなコンセプトで描きました。地球は気候変動で住みにくさMAXになったので、人類は近場に設けた人工衛星に移住した設定。FANBOXで制作ログ

まとめ:複雑になるほど感じる基礎の重要性

今回の科目は、動かしたり設定から考えたりと一枚描くだけではない複雑さがありました。

前回は「丁寧なリサーチや分析、検証が絵の魅力につながる」と書きましたが、複雑になるほど必要性を感じたのは、基礎の技術力でした。
配色や構図、デッサンなどの基礎が弱いと、モチーフや設定の魅力が十分に引き出せない。なんだかイマイチに見えてしまうのは、モチーフや描きこみ量のせいではなく基礎を詰めていないからでした。

基礎は一度学べば終わりなのではなく、しっかり身につくまで何度も取り組むべきと改めて思わせる課題だったと思います。

以上、京都芸術大学通信教育部、イラストレーションコースの1年目秋期課題を終えての記事でした。

FANBOXで制作ログを公開中

Pixiv FANBOXにて、KUA課題や個人制作のよりこまかな情報をまとめています。

ハチノ ユウダイ|pixivFANBOX
ハチノ ユウダイ/Yudai Hachinoです。 人物やユルかわモンスターなど、オリジナルの絵を描いてます。 このFANBOXについては下記のページで解説しています。 BOOTHでは絵のグッズを販売しています。 === I also use Ko-fi ...

完成作品にいたるまでのスケッチや参考情報は、FANBOXでの限定公開です。
ぜひ一度アクセスしてみてください。

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コメント

  1. K.K.Taro より:

    はじめまして。
    通信教育部美術家写真コースの学生です。
    2021年に3年次編入で入学しました。

    イラストレーション、ここまで描けるとは本当にすごいです・・!
    私は絵心が無いもので、無いのに美術科に入学したのは自分でも不思議です汗

    通信は孤独・・・な事が多いですが、通信学生同士、どこかで繋がって高め合えれば良いなと思います。
    頑張ってください!

    • はじめまして!コメントありがとうございます。
      まさか同じ通信の学生さんと交流できるとは思わず、とても嬉しいです。

      写真コースの学生さんなのですね。
      写真の知識はイラストにも活かせるところがあるので、カメラや撮影の本は時々読みます。写真の世界、奥深いですよね!

      わたしもイラストで「描けているけどグッと来ない絵」になることがあって、
      絵心というか、センスが無いのかも…と思ってしまうときがあります。

      でもまず「自分が惹かれる絵ってなんだろう」というのを考えたり探したりしたら、
      自分の好きなものとか表現したいものがわかるようになってきました。
      絵心は感動する作品に出会うほど、育つものなのかもしれないですね。

      分野は違いますがお互い頑張りましょう!

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