ハチノです。わたしは2021年の4月から、京都芸術大学通信教育部のイラストレーションコースで勉強しています。今は春期課題の提出時期が来ているので、その制作を中心に進めています。
通信制で他の学生との交流は限られますが、大学側からのお知らせでは予想を上回る人数が入学したとのこと。イラストレーションへの関心の高さが感じられますね。(入学者数など詳細は、そのうち大学側からプレスリリースが出ますとのことです。)
追記:5/20にプレスリリースが公開されました。入学者は1,600人以上。過去最高の出願者数だそうです。1年次と3年次編入の割合は半々くらいですね。詳細は下記から確認できます。
入学してまだ1ヶ月ちょっとですが、イラストレーションコースで勉強して感じた魅力をまとめてみました。どんなコースかな?と気になっている人の参考になればうれしいです。
訂正:所属する大学の略称・学部名が不明確でしたので訂正いたします。正確には京都芸術大学の通信教育部、イラストレーションコースになります。今後大学名の略称としては「KUA」を使用します。誤解を生む記載がありましたことをお詫びいたします。
イラストレーションコースの魅力
自宅で授業を受けられる
コロナ禍という現状もありますが、家でネットに繋げば授業を受けられることに、すごく感動しています。通常であれば、多かれ少なかれ通学時間がかかります。授業動画を見るだけなら、パソコンすら開かずにタブレットで気軽に勉強できます。
好きな時間に、自分のペースで勉強できる
これも、授業動画が録画だからこそのメリットですね。ノートをとりたい時は一時停止、途中まで見て残りは後日、など自分で勉強のペースを決められます。
課題の提出だけは時期が決まっているので、そこさえ守ればあとは自由です。
クリスタの使い方を初歩の部分から教えてもらえる
クリスタ(CRIP STUDIO)の授業は、最初に受けることをおすすめされる授業です。基本的な操作やレイヤーの概念などから説明してもらえるので、クリスタ以前にデジタルのペイントソフトがはじめての人も安心です。
もうバリバリクリスタで描いてる!という人には、物足りない内容なのかもしれません。わたしはPhotoshopは使ったことがあるのですがクリスタははじめて触るので、「基本的な使い方は同じ感じだな」と確認できてよかったです。逆にマスク機能はフォトショでもあまり使っていなかったので、「そういうふうに使うのか!」と勉強になりました。
ブラシのカスタムだとかもっとテクニック的な内容は、もうひとつクリスタの授業があるので、そちらで勉強するようです。
現役の講師陣から技術や知識を教えてもらえる
実際の経験や現場の状況を聞けるのは、とても貴重だと思いました。
また、どの授業でも
「楽しく描こう」
「やり方は人それぞれ(教えたやり方に縛られなくていい)」
「人に伝えることを念頭に」
というところでまとめているのが印象的です。
なお学生がSNS等で講師のかたに、授業内容について聞くのは禁止とされています。でも授業内の課題の添削を、講師の方が担当することもあるそうで、それはすごくありがたいことですね。
今は添削サービスというのもありますが、それでも自分の絵を誰かに添削してもらえる機会はなかなかありません。相手に時間と知識をかけて見てもらえるので、こちらも課題にしっかり取り組みたいです。
学割が使える
AdobeCCの購入に学割が使えます。ありがたいです…!
国立の博物館でも学割が効くようなので、コロナ禍の今は難しいですが、収まったら利用したいですね。
さまざまな学生と交流できる
学生同士が実際会うことはほぼないと思いますが、学内のコミュニティやSNSでの交流が可能です。ほとんど絵を描いてこなかった人も、仕事で絵を描いている人もいて、知識や価値観などの幅の広さを感じます。それでいて、みんながイラストレーションを学ぶことに興味がある、お互い刺激を受けていい環境だと思います。
まとめ
京都芸術大学イラストレーションコースに入学して、感じた魅力について挙げました。少しでも良さが伝われば幸いです。
また学習が進んで感じたことがあれば、記事にまとめようと思います。
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