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キャラクターの衣装デザイン【学習ログ】

描きかた勉強
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この記事では、キャラクターのオリジナル衣装のデザインについて、私が学習した記録をまとめています。

学習からすこし時間が空いてますが、当時のブログや制作物など確認しながら振り返ります。

取り組んだ時期

2025年の1月〜6月

取り組んだ目的

当時の私には「服のデザインの知識を増やす」という目標がありました。

オリジナルのキャラクターを作るとき、似合う服をデザインできずに困っていたからです。そもそもファッションや服飾の歴史に強い興味をもたずにいたので、土台になる知識が薄く、そこをカバーしたいと考えたのでした。

じつはKUA*の課題にも今回やったものと近い内容がありましたが、キャラクターから設定する手順や、組み合わせての衣装デザインは初めてだったので、新しく取り組みました。

*京都芸術大学の略称。わたしは2021〜2024年度のあいだ、通信教育部のイラストレーションコースで勉強していました。

取り組んだ内容

大きくは次のような手順で行いました。

1,衣装のリサーチシートを作る
2,オリジナルキャラクターを作る
3,衣装アレンジの参考になる資料をリサーチ
4,キャラクターのオリジナル衣装をデザイン

詳しくはこのあとに、実際に作ったものも載せながら説明します。

参考にしたもの

『ゲームの衣装デザイン:歴史・文化から物語をつくる』Sandy Appleoff Lyons、ボーンデジタル、2022年

今回の学習は、この書籍のやり方におおまかに沿って取り組みました。

この書籍では西洋の衣装が中心ですが、私はリサーチのしやすさと知識強化の点から、日本の衣装をベースにデザインしました。

キャラクターの衣装をデザインする

ここからは実際に作ったものを見ながら手順を追います。

①衣装のリサーチシートを作る

リサーチシート(書籍では「スタイルシート」)はそのまま、衣装について調べてまとめた資料のことです。

平安時代の衣装についてまとめたリサーチシート

このシートははじめに作ったもので、書籍のやり方に沿って自分で描き起こしました。
ほかの時代のシートもあと数枚作る必要があり、それには時間がかかりすぎると考えて、以降は資料画像自体をレイアウトする方法を取りました。

この段階でのポイントは、構造や素材の名称を調べておくことです。
とくに、その機能やルーツを理解すると、オリジナルデザインの説得力に活かせます。

②オリジナルキャラクターを作る

ベースになる衣装のリサーチが済んだら、これからデザインする衣装を着せるキャラクターを作ります。

作成したオリジナルキャラクター、トワネ


書籍に倣って、不死身(不老不死)の設定としました。このキャラクターが複数の時代を生きて、その時代に合う衣装を着るという設定です。

外見のほか、趣味や能力なども設定しました。それを衣装に反映するため視覚的な記号に変換します。視覚的な記号、つまり攻撃的ならトゲトゲした形状、炎の能力をもつなら炎のような形状という具合です。

③衣装アレンジの参考になる資料をリサーチ

ここからは追加のリサーチとオリジナルデザインの制作を、一点ずつ繰り返していきました。

追加のリサーチとは、1でまとめたベースのリサーチ衣装に対するアレンジ要素です。
別の地域の衣装と文化を調べて、双方の関わり(キャラクターがこの衣装を着るに至った経緯)を考えます。

設定やストーリーづくりは少し時間がかかりました。仮にデザインに反映しにくい設定になってもあとから変更できるので、ここでは大まかな決め方でいいと思います。

④キャラクターのオリジナル衣装をデザイン

ここまでで、

・衣装のリサーチ資料2つ(ベースになるものと、アレンジ用)
・衣装を着せるキャラクター
・その設定を反映する視覚的な記号
・衣装とキャラクターをつなぐ設定/ストーリー

といった材料が揃いました。

これを元に、オリジナルの衣装をデザインしました。

私の1つ目のオリジナルデザインです。

このデザインは、日本の古墳時代がベースで、メキシコのマヤ文明がアレンジ要素です。
キャラクターは日本の巫女からマヤ文明の神官となりました。両地域の関係は良好で、日本産の貝(白いパーツ)とマヤ産のヒスイ(緑のパーツ)を混ぜた装飾がそれを表しています。

ほか合わせて合計4つのデザインを制作しました。

学習して感じたこと

アイデアを出しやすい

組み合わせる材料がいろいろあるので、アイデアはとても出しやすいと感じました。

反対に、盛り込める要素が多いので、どれが最もアピールしたい要素かを整理する必要があります。

デザインの意図を説明しやすい

今回はキャラクターの設定や文化のリサーチに基づいて衣装をデザインしました。曖昧な「なんとなくかわいいから/かっこいいから」といった理由ではなく、必要なデザインだと説得力をもたせられました。

また、シートにまとめる形はそのまま他者へ提案できるので、それも含めて学習できたのが良かったです。

視覚的に表現できる/難しいものは分けて考える

キャラクター自身の設定から生まれた記号を衣装へ反映するのは、個人的には難しかったです。

私は今回、研究熱心という性格を目のようなデザインで作成しましたが、あまりうまく機能していないな…と感じました。もっとアレンジして衣装に落とし込んでも良かった感じがします。設定自体が視覚的に表現しにくいものだったのかもしれません。

内面的な設定は、見た目のデザインだけでは表現が難しい要素でした。無理に出そうとせずに別の設定を反映するか、アイテムを使って補助するなど、方法を探ってみたいです。


改めて、今回の衣装デザインの学習で参考にしたのは、こちらの書籍でした。

ゲームの衣装デザイン:歴史・文化から物語をつくる』Sandy Appleoff Lyons、ボーンデジタル、2022年

おさえておくポイントが具体的にリストアップされていて、作例も多く取り掛かりやすかったです。
ゲーム分野に限らず、イラストやマンガでも活用できる内容だと思います。

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