わたしは2021年度から、KUA(京都芸術大学)通信教育部のイラストレーションコースで、イラストの勉強をしています。
入学して2年目の秋期の授業が終わりました。
この記事では、秋期の授業でわたしが制作した課題の公開と、そこからのふり返りをおこなっています。授業ではどんな課題が出るのかな?と興味がある人の参考になれば幸いです。
入学2年目の秋期に履修した科目
わたしが履修したのは以下の科目です。(※単位がとれたもの)
- 背景画
- 業界知識・情報発信
- デジタル着彩
- デフォルメ表現
では、今回制作した作品を見ていきましょう。
制作した課題作品
わたしが描いた課題のイラストです。あくまで一例なので参考程度に見てください。
イラストの制作ログへのリンクを載せてあります。スケッチや線画を確認したいときに活用してください。
背景画
課題:背景を含むイラストの制作
初めて描くものが多く、時間をかけた課題です。
デジタルで描く場合は、配置や角度の調整が簡単にできるので、背景を描くことの苦手意識が少し薄まりました。
キャラクターに対してどんなタッチの背景が合うのか、模索するのも勉強になりそうです。
業界知識・情報発信
課題:企画を含めたイラストの制作
イラストは何らかの企画の一部として使われるものだ、と意識できる課題でした。
必ずしも強烈に目立てばいいわけではなく、コンテンツのイメージを左右するものでもあります。イラストのみ請け負うときは制約の中で描くことになりますが、自分なりの工夫を提案していきたいですね。
デジタル着彩
課題:デジタルでの着彩
指定のラフに着彩をおこなう課題です。(キャラクターデザインはわたしではありません)
木漏れ日の表現が難しかったです。陰影を入れるとカゲ部分が暗く沈みがちなので、明るさを保つのに苦労しました。
デフォルメ表現
課題:デフォルメイラストの制作
リサーチやキャラクターデザインに時間をかけた課題です。
デフォルメというと、スーパーデフォルメのようなものを想像しがちですが、もっと幅広く奥深いのだと認識できました。
まとめ
今回もいろいろなスタイルに挑戦しました。
絵柄は違いますが、リサーチやラフから完成までの工程は大体同じです。時間はかかっているものの要素の多い絵も描けるようになってきて、制作の流れが身についてきた感じがします。
個人的には講評で取り上げてもらえた作品が多く、とてもありがたかった回でした。
自分の作品を客観的に見るのはどうしても難しいので、意図が「伝わる/伝わらない」に加えて「こうしたら伝わる/良くなる」もプロから提案してもらえる機会は本当にありがたいですね。
課題内容としては、自分でテーマやモチーフを選べる自由度の高いものが多かったです。
イラストレーションはいろいろな場で使われるので、どこに向けて描くかも各自の目標に合わせられるような課題にしてあるのかもしれません。
また、その「いろいろな場」が自分が思っていたよりもっと広いことに、最近になって気づき始めたところです。もっと外に目を向けておかないとなと感じています。
以上、京都芸術大学通信教育部、イラストレーションコースの2年目秋期課題を終えての記事でした。
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